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2020.04.14

DIC(ディック)カラーって何?DICカラー指定の仕方と注意点

DIC(ディック)カラーって何?DICカラー指定の仕方と注意点

「マカロンふせんにロゴを入れよう」
「ボールペンに社名を入れよう」
 
そんな時、費用を抑えるために
フルカラーではなく一色印刷で
ノベルティを作ることも多いと思います。
 
「印刷する色は何色がいいかな?」
 
ここで大事になってくるのがDIC(ディック)色です。
 
一色印刷で注文するときには
ほとんどの場合でDIC色の指定を求められますが
そもそもDIC色とは何なのでしょうか?

DIC(ディック)色とは

DICとはDIC株式会社が製造している特色インキのことです。
DICカラーガイドという色見本帳があり、
希望の印刷色を伝えるために「DIC○○番」という番号を指定します。

商品に印刷するために、お客様が決めた色を
制作など次の工程へ正確に伝えられなければなりません。
しかし単に赤と言ってもどのような赤なのか?
言葉では伝えることが難しいです。

印刷会社に印刷色を正確に伝えていないイメージ画像

色を正確に伝える道具として
DICのカラーガイドが利用されているのです。

印刷会社に印刷色を正確に伝えているイメージ画像

プロセスカラーとの違い

CMYKと呼ばれる「C:シアン」「M:マゼンタ」「Y:イエロー」「K:ブラック」の4色のことをプロセスカラーと言います。DIC色とプロセスカラーとの大きな違いは、色の表現方法です。

プロセスカラーはCMYKの4色を重ねて指定された色を表現するのに対し、DIC色は指定された色に合わせて先に調合したインク1色だけで表現します。そのため、DIC色はプロセスカラーでは表現できない金・銀・蛍光色が表現出来たり、印刷機による色のブレも起こらないのです。

CMYKとRGBの入稿時の違いはこちら

DIC(ディック)色のメリット・デメリット

DIC色のような特色インキを使用する特色印刷は、指定した色にあわせて先にインクを調合するため、色の再現度が非常に高いです。灰色やパステルカラーのような薄い色を表現する場合でも、プロセスカラーではくすみやすく、ぼやけた印象になりますが、DIC色だと鮮やかできれいな仕上がりになります。
ただ、1色につき1版が必要なため、色数が多いと料金が割高になるデメリットもあります。

以下にDIC色のメリット・デメリットをまとめました。

DIC色のメリット
・プロセスカラーでは表現できない、金・銀・蛍光色などの色が印刷できる。
・色見本帳で色の確認が可能。
・色の安定性があるので、再現度が高い。
DIC色のデメリット
・色数が多いとプロセスカラーよりも割高である

DIC(ディック)色指定の仕方

当社では「片面1色印刷(DIC色指定)」の表記がある商品は、
お客様がノベルティに印刷をしたいロゴや言葉などを
DIC色を選んで指定できるので
好きな色合いや目立つ色で印刷をすることができます!
ただし注意事項があります。
下記の「3.DIC色の注意点」をご確認ください。

イラストレーターをお持ちの方

イラストレーター上でDIC番号を確認できます。
イラストレーターテンプレートにDIC番号を記入する欄がありますので、
そこで番号を指定し、隣の枠はその色で塗りつぶしてください。

DIC色を記入する欄

イラストレーターをお持ちでない方

名入れデータの入稿するために
ヒアリングシートを用います。
 
ヒアリングシートでは
DIC色を12色の選択肢からお選びいただけます。

DIC色の12色の選択肢

選択肢にない色も入稿時の備考欄にDIC番号を明記していただければ対応可能です。
詳しくは印刷色(DIC色)の指定についてをご覧ください。

DICカラーガイドがあれば実際に手にして
色を見比べることができます。

DICカラーガイド

こだわって色を決めたいならば、DICカラーガイドを用意すると
希望にぴったりの色がきっと見つかりますよ!

DIC(ディック)色の注意点

DIC番号を指定する際の注意点
  • 「黒」や「白」をご希望の場合は、DIC番号で表現できません。そのまま「黒」「白」とご指示ください。
  • F,N,B,C等記号がついた番号や、金・銀・蛍光等の特殊色は取り扱いがございません。数字のみのDIC番号を指定してください。
DIC色の見え方の注意点
  • お客様がお使いのディスプレイの設定によって見え方が異なります。
  • 印刷の仕上がりは、商品の本体色に影響を受ける場合がございます。白以外の本体色に薄い色を印刷する場合はご注意ください。
  • 事前に正確な色味を確認したい場合は、実際の商品への印字校正をお勧めしています。※別途費用がかかります。

まとめ

今回は弊社で1色印刷に用いるDIC色について簡単に説明させていただきました。
色の表し方は他にもCMYKやRBG、Pantoneなどがあります。
 
CMYKと全く同じ色がDIC色では表すことができない場合もあり、
希望の印刷色をCMYKで考えている際には
DIC色の中から最も近い色を選んでもらうことになります。
色を決めて伝えるというのはなかなか難しいことなのですね。
 
その他にもご不明な点等ございましたら
お客様サポートセンターまでお気軽にお問い合わせください。